内野牧新込野馬土手土層断面
享保7年に柳沢牧・高野牧とともに、佐倉藩が管理することになった三牧の一つです。
富里市七栄付近にあった牧で、面積は約2,210ha(東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた面積の22.1倍)ありました。
弘化2年(1845)の序文のある『下総国旧事考』(清宮秀堅著)には、ここに約300頭の野馬が生息していたことが記載されています。
土層の観察から、築いた土手が崩れると、そのつど補修していた様子が確認されます。
- 佐倉藩が管理することになった三牧の一つです。
八街市北部にあり面積約3,340ha(東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた面積の33.4倍)あました。
『下総国旧事考』(清宮秀堅著)には、ここには約1,000頭の野馬が放牧されていたことが記載されています。
写真は、野馬を「捕込」という施設へ誘導するために設けられた勢子土手です。 -
千葉県八街市に残る 『柳沢牧長者堀野馬土手(市指定文化財)』
- 野馬捕り絵図
成田図書館蔵 『総牧奇観』 より
酒々井町史より転載