酒々井町は、1889年の町村制施行により近隣16町村が合併して誕生しました。以来、合併をせずに町制を継続しているのは全国で群馬県長野原町と酒々井町の2町、すなわち、酒々井町は「日本で一番古い町」です。
この日、コミュニティプラザで、町制施行125周年を迎えた記念セレモニー「しすい☆125th☆Anniversary」を開催し、125周年の節目をお祝いしました。
それにあわせ、町内の散策スポットや見どころを紹介するご当地パンフレット「酒々井町じゃらん」の制作を発表しました。
この「酒々井町じゃらん」には、昨年春に開業した酒々井プレミアム・アウトレットや、世界150種のハーブを楽しめる「しすいハーブガーデン」などの観光、ショッピング、レジャースポット、国指定史跡の本佐倉城跡や、町名由来の伝説を伝える「酒の井の碑」など歴史を感じさせる散策スポットも紹介され、成田空港利用者など海外からの訪問客に向け、英語、韓国語、中国語版も制作し、町内の公共施設、アウトレット内コミュニケーションセンター、酒々井パーキングエリア(上り)などで無料配布しています。
小坂町長は「酒々井プレミアム・アウトレットが開業して約1年、年間目標の350万人を大きく上回り、3月末までに約600万人を超える来場があったと聞いております。そして、アウトレットの第2次拡張も発表され、今後もさらなる活性化が期待されます。このパンフレット等により、町内への交流人口の増加や町のイメージアップを図りつつ、今後も魅力あるまちづくりに努めていきます。」とコメントしました。
昨年度整備を進めていた小中学校の太陽光発電設備が完成し、4月から一斉に本格稼働を始めました。
小坂町長は、酒々井中学校を訪れ、屋上に設置された太陽電池パネルやリアルタイムに数値が変わる電力の発電状況を生徒たちと一緒に見学しました。
酒々井中学校の太陽光発電装置は、太陽電池パネル(134センチ×99センチ)を南向きに約300枚並べて配置。この装置の活用で同校の全消費電力の約2割を賄えると見込んでいます。
報道機関のインタビューに、小坂町長は「発電した電力は、学校施設の電気使用に充てる他、余剰電力を電力会社に固定価格で売却されます。また、昨年、全小中学校の教室にエアコンを整備導入しましたが、急増する電気料金を抑えること、さらに、学校は災害時に避難所となるので、電源の確保に役立てるため整備しました。」とコメントしました。