(かみいわはし みょうらくじ) 常清山妙楽寺、日蓮宗中山法華寺の末寺、本尊は日蓮聖人の大曼荼羅。開基は天文十三(1544)年、本佐倉城主千葉利胤の御一家、木村出雲守胤重の嫡男、加賀守胤綱で開山は中山法華寺第十世日かん[漢字は『イ(にんべん)』に『完』]と伝わっています。本堂・庫裏とも江戸時代後期の建物と考えられます。本堂に架けられている半鐘は元文五(1740)年のものです、江戸時代の半鐘は太平洋戦争中に供出され数が少ないため貴重な半鐘です。