酒々井町トライアル・サウンディングの実施について

公開日 2024年09月27日

酒々井町は、人口減少社会の到来や厳しさを増す財政環境のもとにおいても、限られた経営資源を有効的に活用し、魅力あるまちづくりを推進するため、公共施設を経営的視点で捉え、効果的、効率的に活用するための公共施設マネジメントに取組んでいます。

このたび､公共施設マネジメントの取組みの一環として、民間事業者等との連携による公共施設の有効活用を推進するため、トライアル・サウンディングの導入を図ることとしました。

トライアル・サウンディングの実施により、公共施設等の持つポテンシャルを最大限に生かした活用がなされ、公共施設等を町民や利用者にとって身近で、より親しみやすく魅力ある場所とすることを目指しています。

【第2弾】旧相川家トライアル・サウンディング

第6次酒々井町総合計画において、「人自然歴史文化が調和した活力あふれるまち酒々井」を将来都市像に掲げ、本町の自然、歴史、文化という恵まれた地域資源を背景に、町民がそれらに愛着を持ちながら、地に足をつけ活動し、その立ち位置で活力を求めていくまちを目指しています。

特に、「歴史・文化」分野においては、「目指すべき町の姿」として、「歴史・文化に対する町民の意識が高まり、本佐倉城跡などの歴史・文化資産が町の観光資源として十分に活用されているまち」を掲げており、施策の方向性のひとつを「文化財等の保護と活用」とし、歴史的価値の高い古民家や登録文化財である莇吉五郎家・相川文子家などの修理・整備のあり方について検討することとしています。

そのような中、旧酒々井宿に位置する旧相川文子家（以下「旧相川家」という。）については、本町の観光資源として、集客・消費を促進する施設への活用を図りつつ、周辺エリアにも波及効果を創出する利活用方法を検討しております。

実施要項

酒々井町旧相川家トライアル・サウンディング実施要項[PDF：1.28MB]

提案募集・実施期間

令和6年8月22日(木)～令和7年2月17日(月)

応募方法

利用申込書をメール、郵送又は企画財政課施設総合管理室までご持参ください。

酒々井町旧相川家トライアル・サウンディング利用申込書[PDF：97.5KB]

酒々井町旧相川家トライアル・サウンディング利用申込書[DOCX：11.7KB]

【第1弾】酒々井総合公園トライアル・サウンディング

都市公園は、少子高齢化や人口減少、地域コミュニティの希薄化、老朽化の進行や財政面・人員面の制約の深刻化、国民の価値観の多様化等、社会情勢の変化に対応した効果的・効率的な管理・運営が求められているとともに、新型コロナ危機を契機として、そのオープンスペースの重要性が再認識されています。

酒々井町では、都市公園の価値を一層向上させるため、これまでの行政主体の取組みだけではなく、民間事業者等との公民連携を加速し、一層柔軟に使いこなす新たな発想や仕組みを取り入れることで、都市公園を町のローカルコンテンツとして育て、個性と魅力ある公園空間を創出し、地域コミュニティを活性化することを目指します。

今回、酒々井総合公園を対象としたトライアル・サウンディングを実施することにより、総合公園を暫定的に利用し実際の集客性や採算性を確認することで、具体的かつ実現性の高い提案に結び付け、将来的に総合公園Park-PFI事業の公募への参画を促すことを目指します。