公開日 2022年08月01日
莇家は江戸時代に城下町、宿場町、野馬会所の地として栄えた旧酒々井宿にあり、明治時代中期以前に建てられた佐倉街道(成田街道)の景観を形成する象徴的な建物で、酒々井町登録有形文化財「莇吉五郎家」として登録されていましたが、令和4年7月22日の国の文化審議会において登録有形文化財(建造物)に登録されることが決まりました。
文化庁は登録にあたり「佐倉街道(成田街道)酒々井宿に所在する醤油や茶を扱った商家。(中略)賑わった街道の歴史的景観を伝える豪壮な店舗。」であり「国土の歴史的景観に寄与しているもの」と評価しています。
酒々井町では「飯沼本家」(計6件)につぐ国登録有形文化財(建造物)であり、今後、文化振興や観光資源としての利活用を図っていきます。
登録予定の建造物
今回登録されるのは店舗兼主屋として使用していた1棟1件で、今後行われる官報告示をもって登録となります。
お問い合わせ
生涯学習課文化財班
住所:千葉県印旛郡酒々井町中央台4丁目10番地1
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