公開日 2022年06月01日
男女共同参画社会とは
男女共同参画社会とは、男女が互いにその人権を尊重しつつ、ともに責任を分かち合い、男性も女性も個性と能力を十分に発揮できる社会のことです。しかし、人々の意識の中には、長い年月の中で作られてきた「男性は仕事、女性は家事」などの固定的な性別役割分担意識は時代とともに変わりつつあるものの、いまだに根強く残っています。また、社会制度・慣行の中には、性別による区別を設けていない場合でも、現実に男女が置かれている状況の違いなどを反映し、結果的に男女に中立的に機能しないこともあります。
男女共同参画社会の実現には、こうした性別役割分担意識を解消していくことが必要です。全ての人々が職場、地域、家庭等あらゆる場面で活躍し、平等と感じられるようにするためには、女性だけでなく、男性、高齢者、子どもなどあらゆる人々に対する男女共同参画社会の意識づくりが重要です。
男女共同参画の必要性
少子高齢化の進行や経済環境の変化、生活スタイルと価値観の多様化など、私たちの社会は今、大きく変化しています。こういった社会の変化に対応しながら、個人の生活水準や社会の活力を保ち続けるためには、男性、女性とも生き方や選択を狭められることなく、家庭や地域、学校や職場、政治の世界など社会のいろいろな場面に男女が共同で参画していくことが必要となっています。
ワーク・ライフ・バランス
男女がともに社会のあらゆる活動に参画していくためには、仕事、家庭、地域生活等の活動にバランスよく参画できる環境づくりが必要です。
働きたい女性が仕事と子育て・介護等の二者択一を迫られることなく働き続け、その能力を十分に発揮することができるよう、多様で柔軟な働き方等を通じた仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)や、パートナーである男性の子育て・介護等への参画等が喫緊の課題となっています。
また、家庭生活においても、これまで男性は、家事・育児・介護等への参画や地域社会への貢献が必ずしも十分でない状況等があり、家事・育児・介護等における女性側の負担が大きくなるなど、家庭以外の場所における女性の活躍が困難になる場合が多くありました。一方で、男性は仕事が忙しく自己啓発を行う等の余裕がないと感じる者の割合が高い状況にあります。
男女の働き方・暮らし方・意識を変革し、男性中心型労働慣行等を見直すことにより、互いに責任を分かち合いながら家事・育児・介護等へ参画し、また、地域社会への貢献等、あらゆる分野において活躍するとともに、自己啓発等にかかる時間を確保できるなど、職業生活その他の社会生活との調和が図られた、男女が共に暮らしやすい社会の実現を目指すことが重要です。
酒々井町男女共同参画計画
詳しくは、「酒々井町男女共同参画計画について」をご覧ください。
男女共同参画関係リンク
内閣府男女共同参画局ホームページ(外部サイトへ移動します)
千葉県男女共同参画センター(千葉県ホームページ)(外部サイトへ移動します)