公開日 2024年08月15日
区・自治会は、一定の地域に住む方々が、自分で地域のことを考え、互いに支え合いながら住みよい地域社会をつくるために活動する自主的な組織です。
酒々井町では、現在40の区・自治会があり、地域活動を通じて、安心して暮らし続けることのできるまちを築いていく大切な存在となっています。
区・自治会の活動例
区・自治会は、自分たちのまちを住みよいまちにするために、生活環境の整備や福祉の向上、防犯、防災などの地域課題に住民同士が協力・連携して取り組む組織として、町民生活に直結した重要な役割を担っています。
自治会等の活動内容は地域によりさまざまです。
- ごみ集積所の維持管理、地域清掃、資源回収
- 防犯パトロールの実施
- 防災訓練、防災備品の備蓄
- 防犯街灯の管理
- 高齢者や子どもに関するイベント
- 地元に伝わる伝統文化行事事業
- 広報活動、募金活動
- 集会所等の維持管理
- 町からの回覧文書の配布と回覧 など
安全・安心な住みよい地域づくりを
行政サービスの範囲は、皆さんの生活の多岐にわたっています。しかし、まだ手の届かない分野や、地域の皆さんのご協力で成り立っているものも多くあります。また、大規模な災害が発生した場合は、町の対応だけでは限界があり、地域の皆さんがお互いを支え合う「共助」が重要になります。自治会は、これらの活動において、大きな役割を担っています。
自治会の加入については、価値観の多様化やライフスタイルの変化などさまざまな理由から消極的に考える方も増えているようですが、万が一の災害の時などに頼りになるのは、ご近所など地域のつながりです。
ぜひ、地域の区・自治会に加入し、お互いに手を取り合って安全・安心な住みよい地域づくりにご協力ください。
区・自治会に加入するには
加入については、お住いの地域の区長・自治会長にお問い合わせください。お住いの地域の自治会がご不明などの場合には、くらし安全協働課活動推進班までお問合せください。
自治会の法人化(認可地縁団体)
これまで、自治会(地縁による団体)には法人格が認められていなかったため、自治会が土地や建物などの不動産を所有していても、自治会名義での登録ができず、会長の個人名義や住民の複数人名義で登記されていました。名義人の死亡や転居により、名義変更や相続などの問題が生じていました。こうした問題に対処するため、平成3年に地方自治法の一部が改正され、町の認可・告示を受けることで、自治会が法人格を取得することが可能となり、自治会名義で不動産等の登記ができるようになりました。さらに、令和3年11月26日からは不動産等の保有にかかわらず、地域的な共同生活を円滑に行うために認可を受けることができるようになりました。