公開日 2023年03月01日
酒々井町地球温暖化対策実行計画を更新しました
町ではこれまで、公共施設を中心としたCO2の削減に取り組むため、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条により策定が義務付けられている「地方公共団体実行計画(事務事業編)」を策定してきましたが、令和3年度に策定した「2050年酒々井町脱炭素化実現のための再生可能エネルギー導入目標」の中で2050年カーボンニュートラルに向けた脱炭素シナリオをまとめたことを受けて「酒々井町地球温暖化対策実行計画」を新たに更新しました。計画期間は令和5年度から令和13年度までとしています。今後は、公共施設等の事務事業領域にとどまらず、町民の皆様、事業者の皆様とともに行政が一体となって町域全体でCO2の削減と脱炭素化に向けて取り組んでまいります。
旧酒々井町地球温暖化防止実行計画(事務事業偏)
平成29年度から令和3年度まで旧酒々井町地球温暖化防止実行計画は次のとおりです。
酒々井町地球温暖化防止実行計画(事務事業編).pdf(3MB)
2021酒々井町地球温暖化防止実行計画 事務事業編 実績.pdf(63KB)
2020酒々井町地球温暖化防止実行計画 事務事業編 実績.pdf(322KB)
2019酒々井町地球温暖化防止実行計画 事務事業編 実績.pdf(322KB)
2018酒々井町地球温暖化防止実行計画 事務事業編 実績.pdf(321KB)
2017酒々井町地球温暖化防止実行計画 事務事業編 実績.pdf(321KB)
2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて
地球の平均気温は、上昇し続けており、干ばつや海面上昇による被害が深刻化するなど、地球温暖化の影響が既に現れています。こうした地球温暖化問題に対し、人類全体で取り組む初めての枠組みであるパリ協定が平成27年(2015年)に採択されました。
これを受け、国では令和元年(2019年)に長期戦略を策定し、その翌年には当時の菅首相が、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す。」ことを国会で表明し、国を挙げて脱炭素社会の実現に取り組んでいくことが示されました。
町においても、令和元年(2019年)に、記録的な暴風雨となった房総半島台風・東日本台風及び10月25日の大雨が短期間のうちに連続して発生し、大きな被害が発生しました。近年は、各地で大規模な自然災害が頻繁に発生しており、気候変動は、もはや「気候危機」というべき状況となっています。
今後の取り組みについて
上記の「酒々井町地球温暖化対策実行計画」の計画期間は、令和5年度から令和13年度までの長期間となりますが、この間に様々な省エネ活動と再生可能エネルギーの導入によって、計画期間終了時には2013年度比で約50パーセントの温室効果ガスの削減を目指しています。
令和5年度以降は、本計画を実施移行するため、重点施策として早期に具体的な取り組みに着手できる施策を検討してまいります。