公開日 2018年06月01日
奈良・平安時代の駅路・伝路・水路(推定図)
律令に基づく統一国家が成立した奈良時代、国家制度として街道が整備されます。都(奈良)と国(国府)を結ぶ道である駅路と、国(国府)と地域(郡)を結ぶ伝路です。駅路は東海道と呼ばれほぼ現在の国道51号線、伝路もほぼ現在の国道296号線にあたります。酒々井町は内海と台地の境にある水陸の要衝であるため、このふたつの大きな街道が通っていたと考えられます。
二彩椀
(尾上木見津遺跡出土)
平安時代には都や国府からの使者や僧侶、税を納める人々、東北へ派遣される軍団が陸路と水路を通じて往来し、人、物の往来が盛んになり文化交流を促します。
日本初の発掘例である尾上木見津遺跡の二彩椀をはじめとして帯金具、硯などの都、国府、郡衙に関連する文物が酒々井町にもたらされました。
尾上木見津遺跡と二彩椀パンフレット.pdf(9.93MBytes)
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