公開日 2015年07月17日
酒々井町住民公益活動補助金交付制度平成23年度対象事業
住民団体の自発的な公益活動を支援するための「住民公益活動補助金交付制度」対象事業を、5月2日から6月15日の期間に募集したところ、今年度は3件の申請がありました。
6月29日には、事業の適正を判断するため役場3階会議室を会場に審査会を開き、公募委員3人、学識経験者2人、計5人の審査委員により厳正な審査が行われました。
当日の審査会場では、各団体とも熱意のこもった発表や説明が繰り広げられ、審査委員との質疑応答や意見交換が、積極的に交わされました。
審査会の結果は、町長に報告され3件とも今年度の補助金交付対象事業として決定されました。
また、今回申請事業が少なかったことから、今年度新設しました対象事業費の5/6以内で10万円を補助限度額とする事業を対象に、8月1日から31日の期間に追加募集したところ、5件の追加申請がありました。追加申請事業については、審査委員による厳正な書類審査を行い、結果は、町長に報告され5件とも今年度の補助金交付対象事業として追加決定されました。
別表(1)
団体名 【事業名】 |
事業概要 【総事業費:補助金交付額】 |
審査委員の主なコメント |
駅前交流フェスティバル実行委員会 【駅前交流フェスティバル】 |
町民が相互に交流を図り親睦を深めるため、JR酒々井駅東口駅前交流広場で夏と冬の2回のお祭りを開催する。 【440,000円:200,000円】 |
・継続性のメリットが、参加人数が増えてきている点、成功していると言える。ただあくまでも祭り主体であることからすると、やや公益性になじみにくい。商工会中心に直すのが妥当。 ・継続性を持たせるには、寄付金を増やすか、どうすれば継続できるか工夫する必要がある。 |
酒々井里山フォーラム 【地域創造の里山活動】 |
地域組織との協働で自然を取り戻し、谷津の自然環境と景観・地域の歴史文化を活かした地域アメニティを構築する。 【360,000円:200,000円 】 |
・人を集め、イベント的に行うことで、体験的に楽しんでもらうのも良いのでは。工夫が必要。 ・会員数を増やすことに努力して下さい。活動家を養成して下さい。 ・メンバー数は横ばいだが、平均年齢が下がったのは良いこと。是非、継続できるよう頑張ってほしい。 |
泉の里整備計画友の会 【泉の里整備事業】 |
飯積の残された故郷の風景を癒しの里として整備し、気持ち良く多くの方が立ち寄れるコミュニケーションづくりの場を造る。 【326,000円:200,000円】 |
・立ち上げから、将来を見越しての長い期間を見通しての計画であり、地域性は高いが、その計画は立派と思う。 ・最初は地域でやるとしても、町民参加できる開かれた団体が望ましい。 ・これからの事業、継続性を大切にして下さい。 |
十六夜 一陣 【親子の親睦を深める よさこいソーラン踊り】 |
ソーラン踊りの活動を通じて、子ども達と大人の交流を深める。さらには子どもの積極性が開発され、地域の中で成長し、将来も継続して酒々井町で生活し、自分の子ども達にソーランの輪を広げていく。 【160,600円:100,000円】 |
・子ども達の「成長に資する」という目的を忘れずに、日頃の練習そして発表の場を積み重ねてください。 ・メンバーの約半数が他市町村の方である。また、参加イベントも酒々井町内開催のものも限りがあると思うので、より酒々井町の”よさこい”の独自性が出せたら良いと思う。町民のメンバー増もできると良い。 |
特定非営利活動法人 酒々井町の豊かな福祉をつくる会 【酒々井町住民による東北復興支援ボランティア活動報告集の作成】 |
東北復興ボランティアに向った町内の各団体、個人の活動記録の報告集を作成し、広く町民の防災意識の高揚をはかると共に、町内での特に災害弱者に対する支援体制の構築を呼びかける。 【524,160円:200,000円】 (震災復興支援事業として20万円限度額を適用) |
・貴重な記録として、将来に残ることは意義あることと思う。 ・ボランティア活動の記録が、町民の欲する情報となる内容となるよう。また、防災意識が確実に高まるものとなるような出来になることを期待します。配布しただけで見てもらえない、活用されないものにならないよう頑張って下さい。 |
酒々井人形劇団 ばんばん 【人形劇の公演】 |
人形劇を見る事により、子ども達の感性を高め、テレビ等の映像では得られない生の感動を与え、想像力を引き出し、かつ情緒の安定を計る。 【180,000円:100,000円】 |
・数少ない会員で、長期間の公演活動に対して、子どもの健全育成に資するという立場から支援することが妥当と考える。 ・会員の充足・増加を図られたい。…活動内容に対し過小。 ・対象者を子ども達だけでなく、高齢者にも広げてみてはどうか。 |
酒々井ふるさとガイドの会 【本佐倉城跡及び町内史蹟のガイド活動】 |
酒々井町の素晴らしい自然と歴史遺産を町内外の方々に広報するため、無料でガイドを行い、町民の方々は郷土愛を育み、町外の方々には酒々井町を知って頂き知名度を高めることによって町興しの一助となる。 【167,500円:100,000円】 |
・市民の学習成果の発表の場としての意義は大きい。全国各地にふるさとガイドの会は、存在している。連携をとってみてはどうか。 ・活動内容を広報し、会員(特に定年退職者)をつのってはどうか。 ・より一層ガイドの依頼が増え、酒々井町の良さを多くの方に知って頂けるよう工夫を凝らしてみてください。ガイドの方のスキルアップも。 |
酒々井紙芝居の会 【酒々井町の民話・伝説の紙芝居化の推進事業】 |
酒々井町には、歴史・伝統文化・民話・伝説が多くあり、町民を含め対外的にも余り知られていない。これらの資料を収集して取りまとめ、酒々井町の民話・伝説を主体とした紙芝居を制作する。 【133,000円:100,000円】 |
・郷土の民話、伝説を取り上げ、子どもたちに伝える活動は、まちづくりの視点からも有効。 ・子ども達に見せることだけを考えずに、子どもにも参加してもらって紙芝居を作ることも考えてほしい。 ・酒々井町の地元の人達の創造的な活動である。新たなまちづくりの一助になるように健闘を祈ります。 |
平成23年度住民公益活動補助金実績報告会
- 日時:平成24年5月19日(土) 午前9時から12時まで
- 場所:中央公民館 講堂
- その他:補助金申請団体以外の方の見学もできます。(実績報告会は終了しました。事業評価は下表のとおりです。)
事業評価
団体名 【事業名】 |
事業概要 【総事業費:補助金交付額】 |
審査委員の主なコメント |
駅前交流フェスティバル実行委員会 【駅前交流フェスティバル】 |
町民が相互に交流を図り親睦を深めるため、JR酒々井駅東口駅前交流広場でお祭りを開催する。 【327,936円:200,000円】 |
・自治会活性化のスタートの役割を果たしている。・ますます発展し、定着されることが期待される。・実行委員会の努力が、成果として現れている。・駅前清掃などの活動への広がりが見られる。・作品展示コーナーなどを工夫することにより、より総合化できるのでは。 ・知名度の浸透もあってか、逐次、盛況になってきていることは、住民にも受け入れられてきたものと評価できよう。・20万円の補助金が、食材費で費やされるのが、やや気になる。無料提供ではなく、ほんの僅かでもよいが代価を受け取ることも考えてはいかがか。・寄付金等収入も必ずしも一定ではなく、今後の運営への対応・対策をどう考えているのか。 ・駅前の方達だけではなく、又、多世代の参加と交流が行われているとの報告、素晴らしいと思います。長く継続できるよう頑張って下さい。 |
酒々井里山フォーラム 【地域創造の里山活動】 |
地域組織との協働で自然を取り戻し、谷津の自然環境と景観・地域の歴史文化を活かした地域アメニティを構築する。 【404,506円:200,000円】 |
・整備、講演会(普及活動)、体験教室など、少人数での努力が評価される。今後ますます重要な活動。・参加者の広がり、若い人への普及を期待したい。・活動継続のための運営経費など、今後の課題をどうするか、工夫が必要。 ・これまでの事業計画は、補助金がないと実施できなかったのかな…と思われる。将来的にどう進めていかれるおつもりか。(人数も少ないし)・常に同じ作業の繰り返しが続いているように思えるが、次のステップは何になるか。又、事業が終わったとすれば、その完成地の維持管理までは手が回らないのではないか。(人手不足がネック、資金面では?) ・地味な活動でありながら、とても大切で必要な活動だと思います。・もっと多くの会員が増える工夫があると良いと思います。(子どもの体験学習とか、まず活動を広めてみては)・補助金については、努力され環境財団からの補助が決まりよかったです。 |
泉の里整備計画友の会 【泉の里整備事業】 |
飯積の残された故郷の風景を癒しの里として整備し、気持ち良く多くの方が立ち寄れるコミュニケーションづくりの場を造る。 【328,970円:200,000円】 |
・公園を造るという夢、実現のために活動が続いている。・活動そのものが、コミュニティづくりに有効。・参加者の夢の実現が楽しみ。・この公園は、地域の名所に成長する。 ・ほぼ計画通りの作業が順調に進捗しているようである。・余り多くない会員が、交替々々で着々と作業に従事しているようで、結構なこと。・3年計画の中で、到達時点での完成度がどう見通せるか。 ・3ヶ年計画で活動が着実に進んでいます。飯積地区の整備が終わったら町内全域に…との報告もあり、この地区が見本となり他地区へ活動が広がっていったらいいと思います。頑張って下さい。 |
十六夜 一陣 【親子の親睦を深める よさこいソーラン踊り】 |
ソーラン踊りの活動を通じて、子ども達と大人の交流を深める。さらには子どもの積極性が開発され、地域の中で成長し、将来も継続して酒々井町で生活し、自分の子ども達にソーランの輪を広げていく。 【228,128円:100,000円】 |
・楽しみながら仲間を増やし、定着・発展に期待。・大学生、子どもなどの交流も意義が大きい。・「親子の親睦を深める」を今後とも、掲げること。 ・この団体含め、酒々井に3団体あるとのこと、補助金で衣装を用意することで会員募集がしやすい、会が維持できるという効果があるとは思いますが…補助金対象とする事業かは?です。 |
特定非営利活動法人 酒々井町の豊かな福祉をつくる会 【酒々井町住民による東北復興支援ボランティア活動報告集の作成】 |
東北復興ボランティアに向った町内の各団体、個人の活動記録の報告集を作成し、広く町民の防災意識の高揚をはかると共に、町内での特に災害弱者に対する支援体制の構築を呼びかける。 【449,800円:200,000円】 (震災復興支援事業として20万円限度額を適用) |
・単に記録集というだけではなく「今後の対応について」のまとめの意図、すばらしい。・NPOの活動として「理念」をもつ団体であると感じる。・このNPOの調整(コーディネート)機能に期待したい。・作成された資料が、子どもに配布されたことに工夫が見られる。 ・現地レポートを作ることが目的か。・配布後の町民の受ける効果はなにか。 ・災害者要援護者基本計画、支援を考える懇談会をつくることができたことが成果とのこと。この活動自体は、素晴らしいと思いますが、この補助金の制度の主旨はいったい何なのだろうか…と思ってしまいます。 |
酒々井人形劇団 ばんばん 【人形劇の公演】 |
人形劇を見る事により、子ども達の感性を高め、テレビ等の映像では得られない生の感動を与え、想像力を引き出し、かつ情緒の安定を計る。 【171,895円:100,000円】 |
・最も必要な用具のための補助金が有効に活用された。・子どもとの交流で成長する皆さんの姿が浮かぶ。・会員の維持・発展の工夫を期待。(学生に呼びかける。) ・少人数で、質の高い活動振りは、賞賛されるところです。・公演数の多さもさることながら、その数倍の練習と準備作業、立派な活動と思います。・新しい(若年層)会員の募集を盛んにされ、後年への継続を維持できるよう願います。 ・練習をたくさん積んで、舞台の準備をされ素晴らしい公演をされているなと思います。長く長く続きますよう、頑張って下さい。メンバーが増え、高齢者の方へも公演ができると良いですね。 |
酒々井ふるさとガイドの会 【本佐倉城跡及び町内史蹟のガイド活動】 |
酒々井町の素晴らしい自然と歴史遺産を町内外の方々に広報するため、無料でガイドを行い、町民の方々は郷土愛を育み、町外の方々には酒々井町を知って頂き知名度を高めることによって町興しの一助となる。 【155,302円:100,000円】 |
・まちづくりの活動として重要。知名度アップに努力を。・公民館活動からの発展したグループ。・ガイドとして、学習機会の充実に期待。 ・やや公的な活動に近い団体と認められる。担当課を通じての活動費用等のサポート(拠出)を受けられるようにしたらどうか。・帽子・シャツ等補助金に委ねるのは如何か。・活動については、評判も良く、好評である。長く継続されることを願う。 ・ガイド内容は基本があり、あとは個人に任されているとのこと。マニュアル化ではないが、より良く楽しくガイドされることが会の発展や維持継続につながると思いますので、ガイドのミーティングや意見交換会などをされてはどうでしょうか?(他ガイドの良い所を取り入れより良いガイドができるようになると思います。) |
酒々井紙芝居の会 【酒々井町の民話・伝説の紙芝居化の推進事業】 |
酒々井町には、歴史・伝統文化・民話・伝説が多くあり、町民を含め対外的にも余り知られていない。これらの資料を収集して取りまとめ、酒々井町の民話・伝説を主体とした紙芝居を制作する。 【131,179円:100,000円】 |
・タウンカレッジの受講生がすすめた事業。・比較的新しい団体、今後も発展させてほしい。・図書館、よみきかせサークルなどとの連携も考えられる。 ・なかなか面白い事業と思う。充分に効果を上げられるよう応援します。・会員不足は否めないのでは?・経常的なコストを負担するために、スポンサー(広告・賛助家)を募ることも一方法ではないか。 ・酒々井の民話をもっと多く上演して下さい。制作~上演は、大変な活動だと思いますが、ぜひ頑張って下さい。活動が広がることが、酒々井町を知ってもらうことになりますよね。 |
お問い合わせ
くらし安全協働課活動推進班
住所:千葉県印旛郡酒々井町中央台4丁目11番地
TEL:043-496-1171内線361,363
お知らせ:※ 内線番号は酒々井町役場代表番号( 043-496-1171 )に電話後お申し付けください。