公開日 2022年06月22日
酒々井町では、原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境汚染に対し、平成23年6月から放射性物質庁内関係課長会議を設置して調査、検討を行うとともに、印旛郡9市町の首長から千葉県知事に県の測定体制の強化と市町村への技術的支援並びに財政支援の要望を行うなど、関係機関に向け積極的な働きかけを行ったほか、佐倉市八街市酒々井町消防組合の協力により、小中学校、保育園、公園などの公共施設の空間線量率の測定調査を行ってきました。また、平成23年8月からは町が購入した放射線簡易測定器により測定を継続しています。
目次
放射線測定結果・実施予定
【参考数値】 1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(µSv)
大量の放射線は人体に有害ですが、微量なら人体に影響はありません。「マイクロシーベルト」というのはとても小さな単位であるということを心にとめて、むやみに焦って行動しパニック状態におちいらないよう気をつけましょう。
町による簡易測定
令和4年3月29日測定
ごみ焼却処理施設から排出される飛灰等の放射性物質の測定について
酒々井町内の家庭ごみなどを処理している佐倉市、酒々井町清掃組合(酒々井町墨)では、ごみ焼却処理施設から排出される飛灰及び不燃残渣について放射性物質の測定を行なっています。
その結果は、いずれも環境省が示す基準値(8,000ベクレル/kg)を下回っていました。
測定結果については、佐倉市、酒々井町清掃組合ホームページをご覧ください。
原料汚泥及び肥料等の放射性物質の測定について
酒々井町内のし尿、浄化槽汚泥を処理している印旛衛生施設管理組合(佐倉市宮本)では、し尿等を処理し肥料として再生していますが、原料汚泥及び肥料について放射性物質の測定を行っています。
その結果は、いずれも農林水産省が示す基準値(原料汚泥200ベクレル/kg、肥料400ベクレル/kg)を下回っていました。
測定結果については、印旛衛生施設管理組合ホームページをご覧ください。